GW遠征日記2

朝からお台場に。開始30分前に到着。℃-uteのサインポスター付CDは完売していた。他のグッズは写真だけしかないらしく、とりあえず℃-uteスマイレージでも買おうと列に並んでいたら、天使が眠そうな瞳でぼくを見つめていた。当然、ぼくは躊躇なく物販のお姉さんにこう言った。「工藤遥ちゃんと℃-uteスマイレージをお願いします」

イベントは一般客に紛れて階段で観ることに。まず、ハロプロエッグ選抜(北原沙弥香森咲樹佐保明梨宮本佳林)の"恋するエンジェルハート"。佳林ちゃんの独壇場。とにかく一人異質な動きを魅せる。ただ大きく動いてるだけではないことは分かるのだが、何が特別なのかが分からない。分からないけど、この異質さは一年後には出せないような気がする。成長によって失われる刹那的なパフォーマンス。幼女性身体技法の到達点。生で観られたことに感謝したい。

曲の終り頃に、佳林ちゃんより小さな子が登場。。。。。天使。。。。。まさかの工藤遥様登場。。。。。。しまった、もっと倍率の高い双眼鏡を買うんだった。何たる判断ミス。まあ、なんとか見えるので双眼鏡でガン見する。とにかく可愛すぎる。クォーターかな?幼き日の内田仁菜を思い出させるような美少女。劣化なんて心配せずに見守っていこうと誓う。しかし、佳林ちゃんもそうだが、今のハロプロにこんな子が入ってきてくれるなんて本当にありがたいことだ。感謝。

遥ちゃんの曲間MC。かわいい声でしっかり喋ってる。すごいな。場数踏んでないはずなのに、この大人数の前で堂々としてる。立派だ。尊敬。2曲目は"Yeah!めっちゃホリディ"。遥ちゃん、見事に踊れてないし歌えてない。でも、その姿もめちゃくちゃかわいい。遥ちゃんのちょっとオドオドした姿と佳林先輩の超人的なパフォーマンスとの対比がおもしろい。これ観られただけで、東京まで来てよかったと思える素晴らしさ。

遥ちゃん2回目のMC。「お台場の観覧車に"小さいとき"に乗ったことがあるけど、今は"大きくなった"ので一人で乗ってみたいです。」で笑いをとる。3曲目"恋愛レボリューション21"が始まると、遥ちゃん退場。ああ、一曲だけかと思って、佳林先輩の鬼パフォーマンスを鑑賞していたら、中盤から遥ちゃん再登場。おお、でも、また全然踊れてない。一生懸命な姿が本当に愛しい。レッスン時間があまり取れてないんだろう。

最後にまたMC。遥ちゃんは初ステージの感想とお礼を丁寧に語った。大きな拍手と声援で祝福され、工藤遥の初ステージは幕を下ろした。




続いてスマイレージ。センター二人のスタイルが凄い。愛想振りまく紗季ちゃんに好印象。花音師匠は迷走。MCは全員フリーダム過ぎる。曲は"夢見る15歳"、"オトナになるって難しい!!!"、"スキちゃん"。"スキちゃん"のヲタの盛り上がりがすごくて、一般客失笑。

次は℃-ute。キャンパスライフの衣装で登場。ダサいとしか言いようがない。何故これにOKが出るのか理解できない。もっとちゃんとしたのを与えてあげて欲しい。本当にかわいそう。曲は"キャンパスライフ"と"EVERYDAY 絶好調!!"。狭いステージながら他のグループとはレベルの違うダンスを披露。ただ、PAの問題で歌はイマイチ。岡井ちゃんパートとか聴こえにくかった。℃-uteが終わると一部のヲタが大急ぎで移動。個別握手会に向かうのであろう。羨ましい。

最後は真野ちゃん真野ちゃんは全然知らないので、何歌ったかも憶えてないが、"ラッキーオーラ"で近くにいた強面のおっさんのテンションが異常にあがっていたのが印象的だった。MCの雰囲気はクラシックな感じで、これはこれで素晴らしいと思う。苦しい戦いを強いられてる真野ちゃんにはぜひ頑張ってほしい。病まない程度に。最後にまとめのMCがあり、一回目終了。

さて、あまりに遥ちゃんが可愛かったので、ベリ諦めてお台場に残ろうかとも思ったが、ベリ初日初回だし、遥ちゃんが二回目に出るとも限らないので中野に向かうことにする。そう、つまりまた判断ミスをしたわけだ。


遥ちゃんの余韻に浸りながら中野へ。時間が結構あったので適当に食事を済ませ、書店で立読み。中野ブロードウェイの存在は完全に忘れていた。あまり興味ないけど行っときゃよかったか。開場30分後に中野サンプラザ到着。うん、なかなか濃い客層だ。初日初回だからなのか、東京だからなのか、ベリだからなのかわからないが、神戸の℃-uteコンよりかなり酷いことになっていたように思う。グッズはとりあえず無視して入場。
2階の11列目中央付近へ。右隣はAAのキモヲタそのままな巨躯。非常に嫌な予感がした。℃-uteの時は隣が中学生くらいの女の子だったのに。開演まで読書しながら待っていると、やたらメンバーの名前を叫ぶ人が多い。女の子も叫んでいる。その女の子と一緒にいるのが如何にもなおっさんだったりする。異様だが、これが本当のハロの現場なのかもしれないと思った。
ほぼ定刻通り開演。寸劇で始まり、いきなり知らない曲。最新アルバムしか予習していなかったのが甘かった。周りはすごく盛上がる。隣の巨躯も踊る踊る。巨躯の隣も巨躯なので、必然的にこちら側に寄ってくる。仕方がないので後方に寄り、前を巨躯のダンススペースに空ける。こっちは一見さんなので、狭いスペースで我慢だ。この臭いにも我慢だ。終始不快な気分で鑑賞。
℃-uteに比べるとセットは明らかに豪華。途中に15分ほどの着席して鑑賞する寸劇があったり、その寸劇のセット撤収を演者自身がドリフ風の曲に乗せて行うのはベリらしいと思った。あと、着ぐるみも。ベリはふざけてなんぼがぼくのイメージ。曲は3割ほど知らなかったが、とにかく周りの盛り上がりが凄くて圧倒された。まさに I don't belong here.。でも、お目当ての"グランドでも廊下でも目立つ君"は最高だった。コンサート中一貫して熊井ちゃんのビジュアルは完璧だったし、茉麻も美しかった。
だが、やはりこの狭い空間で悪臭に耐えながらの2時間はきつかった。軽い気持ちでベリヲタの聖地に乗り込んだ罰なのだろうか。軽く後悔した。(ちなみに夜公演は、2階席が空いていて快適に観られた。昼だけの評価なら深く後悔だ。)
ホテルに帰ってネットを見てさらに後悔。やはり遥ちゃんは2回目にも御出演なされたとのこと。さらに、何と渋谷のハロショでは"岡井ちゃんががおかい計"。岡井ちゃんのレジ打ち、これは見たかった。握手会より対面時間は確実に長いはず。ベリに行ってる場合ではなかったのだ。